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逆クシャミ?犬の呼吸器異常です。  ベルヴェット動物病院 用賀 砧

新年早々バタついておりまして、すっかりアップが遅れしまいました。

さあ今年も頑張って行きましょ〜。

 

本日の診察室は「逆クシャミ」

これは短頭種の犬種で好発する呼吸器の異常症状です。

飼い主さんが症状の説明に困ることが多いので、

今回はボントンテリアちゃんの飼い主さんのご厚意で動画アップします。

 

この症状は、軟口蓋という口と鼻を隔てるヒダが大きい犬種(=短頭種)に好発します。

好発犬種はパグ、シーズー、ボストンテリア、フレンチブルドッグ、トイプードル、チワワなどです。

 

発生の理由としては、軟口蓋に炎症が発生し気道をふさがれてしまうために発症。

とくに冬の季節で空気が乾燥したり、夏のエアコンで低湿度の状態になると発生します。

このような乾燥状態の時期は、食べ物も乾物のオヤツやドライフードは注意して与えましょう。

好発犬種はドライフードは季節を考慮して、水分を含ませて給餌しましょうね。

オヤツもビスケット、クッキー、トリーツなどは避けて他のものにしましょう。

 

実際このような症状が発生したら、なるべく早くに診察が必要です。

ノドを冷やしたり、冷たい水を少しずつ飲ませたりすると一時しのぎにはなるでしょう。

軟口蓋の炎症や腫れを引かせないと、危険な状態になることもあります。

怪しいときには早めの対応が肝心です。

 

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2017年01月11日
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