ベルヴェット・ニュース 

「人と一緒に寝ているからイヌは暖かい」はウソ!

今日は「ヒトの布団で、一緒に寝ているから犬は暖かいはウソ!」のお話し
2月に入ってからかなり寒い日が続いているのですが

この時期、飼い主の布団で一緒に寝ているワンコは注意!

飼い主さん達は「布団で一緒に寝ているから寒くない」
と思われているかもしれませんが、実はそーではありません。

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犬たちが寝ているところが寒いので、その結果布団に潜り込むわけで
大型犬ならイイってもんでも無いですが、大型犬ならいざ知らず。
小型・中型では絶対にNGですね〜。
まあそんな説明をすると、ご意見頂く飼い主さんも何人かいらっしゃいますが
「イヌが勝手に布団に入ってくる・・・」
そりゃそーです。寒いんですから。その他にも
「犬は毛皮はあるから・・・」
確かに!でも、いくら毛皮だっていっても、
ヒトの環境下で外気から遮断され暖房も入り・・・
なーんて環境で生活していると、
イヌ本来の皮膚や皮下脂肪の構造、被毛の状態が変わってしまいます。
にもかかわらず、ヒトはぬくぬくの羽毛布団にもぐりこんで、
犬は毛皮があるから大丈夫でしょ・・・ってそりゃないですね。

 

では対策ですが、
1)クレートやケージで就寝する
お部屋が寒くなる場合には上から毛布などをすっぽりと掛けましょう。
毛布でくるむ時は換気用に一部だけ開けておきます。
この場合、ハウストレーニングが完了していなければなりません。
震災時などのことも想定して、できない子は頑張ってトレーニングしましょう。

 

2)部屋を暖かくする
どうしてもハウス(クレート)で就寝できないワンコさんにはこれ、
同じ寝室ならば、ヒトがタオルケットで寝れるくらいの室温と湿度管理で就寝。
この場合には真夜中から明け方まで室温で22〜23℃程度が理想です。
ちなみに湿度は30〜40%あるとよいですね。

 

さあみなさん、どうでしょうか
ちなみに人と一緒に寝ているワンコは、冬場は体重が減少し体力が低下、
次いで下痢や嘔吐、外耳炎(他にもウィークポイントを中心とした病気)が発生しがち
そんな症状が出るようなら注意しましょうね。

 

<Suu (O_O)//?

 

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カテゴリ:
2017年02月12日
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