ベルヴェット・ニュース
今日ご紹介の症例は、柴犬ちゃん10歳の足先皮膚の痒みです。
この痒み慢性的に繰り返しているのですが、写真のような感じ
さてこのお写真からは、かなり高頻度に舐めているようですね。
相当痒かったのでしょう。
皮膚のストリッピングやスタンプ染色検査などから、マラセチア性の皮膚炎。
しかし、マラセチアは皮膚の共存菌なのである程度菌体数が増えないと
これだけ強い痒みにはなりません。
では血液検査してみても、アレルギー反応のようなものも認められません。
となるとと思い、もう一度全身チェック、今度は骨格筋まで含めて詳細に確認
すると、腰の深層筋および胸の深層筋に障害(疼痛)部位を発見
以上の検査所見からフローリングや畳の滑る生活による、
胸腰部深層筋の疲労性筋膜炎・・・ようはスベる生活環境で毎日無理に力むために
胸部/腰部が痛くなり、それをかばって足先がコッてしまって舐めすぎ。
舐めすぎれば当然、皮膚バリアは欠損し各種の細菌攻撃を受けます。
・・・と、ちょっと変わった指間炎でした。
治療は、しばらくの抗菌薬とイヌ整体による胸部、腰部痛の解除
完治まで2週間と言ったところでしょうか!
また経過は報告しまーす。
>>> Suu \(^O^)/
Bellvet Animal Hospital
http://www.bellvet.jp/
住所:〒158-0098 東京都世田谷区上用賀3-14-21
TEL:03-3708-1990
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お久しぶりの犬語のトレーニング・ブログ
今回の生徒さんは柴犬のパピー君でお名前は「長三郎くん」です。
パピートレーニングは週に1回で3〜4回のコース。
ベルヴェットのパピートレーニングは、一般的なパピークラスではありません。
天才犬のための飼い主さんのトレーニング・クラスです(笑)
この写真は、第2回目のトレーニング終了時の記念撮影。
すでにヒトに対してとても良い目差しに!
これが本当のとてもよいアイコンタクト。
皆さんアイコンタクトの意味を取りアイコンタクトを少々間違えている方が多いようですが。
アイコンタクトとコマンドでの「LOOK(ルック)」は違います。
ただこちらに視線や顔を向けることが「LOOK」で、
アイコンタクトとは、「なになに、次は何をするの?」と期待と意欲と込めて
ハンドラーに向けて自然発生的・自発的に問い合わせの視線を送って来たときに
ハンドラーが了解して視線を返す事をアイコンタクトといいます。
(ちょっと息が切れます、長ったらしかったですね。。。)
そうですね、コミュニケーション=情報伝達として考えると「LOOK」は一方通行、
アイコンタクトは双方向通行と言うことです。
これは、今後いろんな学習行動を行っていくためのファンデーション(下地・準備)
天才犬に向けての一歩ですね(笑)
<<< \(^O^)/すー
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