症例集

細菌性膀胱炎からの敗血症、および膀胱結石
犬種:ヨークシャテリア 体重1.6kg
診断:細菌性膀胱炎からの敗血症および膀胱結石・その他多数
症状:血尿・ショック症状

当院での受診が6件目。
重度の細菌性膀胱炎から敗血症を発生し夜間緊急病院を受診。
敗血症によるショックで一時は呼吸停止、救急処置にて回復したのち当院を受診。

レントゲン検査で膀胱結石を確認。
結石は直径約5mm〜15mm程度のものが多数。
尿検査では赤血球・細菌・シュウ酸カルシウム結晶を検出。
シュウ酸カルシウム結晶は溶けない膀胱結石のため手術適用。
血液一般検査では極度の白血球上昇・脱水も存在し更に甲状腺機能低下症を認める。
治療は甲状腺機能低下症を投薬にて治癒させながら、抗生剤にて敗血症のコントロールを実施。
その後、状態が安定した後あとに膀胱結石の摘出手術を実施。
約10日間の入院を経て退院。
その後は食餌および投薬にて膀胱結石の再発を予防しながら観察維持。
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