
ベルヴェット・ニュース
さて冬至も過ぎ、用賀・砧でも日の出の時間がすこしずつ早くなりますね。
お天道様との勝負に勝つのは、気分が良いのですが
暗い中のお散歩は、今一ノリが悪くて気分が上がりませんね。
おまけに寒し(寒いのは苦手っす)・・・・・
早朝、午前5:30。手前の黒いのは紅椿さん、
向こうに見えるは、まだお月様でございまーす。
先日、患者さんと「お散歩の時間」についてのお話になりました。
何でその話になったかというと、まず自律神経がらみの疾患の発生が多く
(ドライアイや外耳炎、胃腸疾患など炎症性疾患)
さらに、朝ご飯の食いつきが弱く、
午前10時すぎないとゴハンを食べきらないという事でした。
犬は早朝型の生き物なので、
生活リズム(神経活動やホルモン分泌時間)を考慮すると
早朝お散歩がGOOD! 同じ暗くても夜の時間帯のお散歩はNGです。
とくにお仕事終わってからの散歩の方がいらっしゃいますが、
病気などがあったり何らかの問題がある場合はとくに、
僕からご指導させて頂く場合には、夜19時以降のお散歩は中止して頂いてます。
その場合には、朝しっかり散歩に行って夜は無くても良いとしています。
夕方日が落ちてから、夜間19〜20時以降に運動など活動させる場合、
いざ帰宅して休憩・食餌して・・・なんてスケジュールだと
犬たちの身体が休む状態に入るのは23〜01時頃になりますので
まずしっかり休むことができていません。
とくにドッグフード食のワンコさんの場合には、
胃を通過するまでに6〜8時間という報告が出ています。
今まで何例かあった転院の患者さんのおはなしですが、
外耳炎や尿石症などの簡単な疾患がまったく治らず、
動物病院を転々としている方がこられて、ベルヴェットで6病院めだそうで
お話をうかがってみると、どうも夜遅くに帰宅されて、それからお散歩
ということでしたので、まずお散歩の時間を朝方に変更して、
夕方は日が落ちたら出ないようにして頂いたところ2週間ほどで尿結晶は消失
依頼でなくなったまま維持されています。
そんな感じで、夜のお散歩はおトイレ程度にして頂いた方が
犬たちの身体のためには良いでしょう。
それから1回のお散歩時間は最低で45分以上が望ましいですよ〜!
では★
★すー。(。◠‿◠。)
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