
ベルヴェット・ニュース
お待たせしました。
先日お話しした怪獣『オバゴン』の件です (笑)
このお話し、別のログにしたのは、犬語がからむからです。
では、前回のお話し・ ・ ・ジャガーとホームセンターに行き
ジャガーをペットカートに乗せて、すこし離れて商品を探していると
「あー ・ ・ ・、あー ・ ・ ・、イケないんだ〜」・・・・・とご婦人の変な声が
振り返ってみると、ペットカートに待機しているジャガーがご婦人に因縁をつけられおります。
え”〜・・・と、ビックリしたのですが、ココは冷静にご婦人が何をしているのかを観察
・・・どうやら、ジャガーに「しつけ」をしているようです(爆)
どうもその50〜60代のご婦人、ジャガーを見つけて、
真正面からズンズン、ズズーーーン!
逃げることができない状況で、
恐怖を感じたジャガーは顔を背けながら小さな声で 「ウー・・・」
するとご婦人はさらにジャガーの顔を真正面からにらみ込んで
「あー ・・・、あー ・・・、イケないんだ〜」・・・・・
っと「しつけ」開始となてっていたようです。
いい加減オバゴン(ご婦人)がしつこく止めてくれないので、
「おネエさん、おネエさんちょっと、ちょっとイイですか?」
「この犬が怯えているのが分からないんですか?」
「どういう意味でそれをなさっているのか知りませんが、やめてください」
とお話ししたところ、オバゴンはまったくこちらに顔を向けるそぶりもなく
ジャガーをにらみ込んで目を離しません。
あまりにヒドイので、僕の方がオバゴンをじーーっと見ていると
今度はご自分の洋服のニオイを無理矢理ジャガーにかがせようとしながら
「ほら、女の子の匂いがするでしょー」
・・・ポクポクポク、チ~ン!(ㆆ_ㆆ)
最後まで僕と会話することなく去って行かれました。
このような犬に真正面から、人間の身体を正対させ近づく「犬へのあいさつ」方法
日本では一般的によくみられますが、これは、重大な間違いです。
犬のコミュニケーションではボディランゲージが優先します。
われわれ人間では、あいさつ時には真正面からが正しいのですが、
犬たちの世界では「コンニチハ」は横向きです。
犬の世界で真正面は「威嚇行動」になります。
ということで、街でも公園でも、イヌ好きの方が真正面から犬に話しかけていますが
大きな間違い、その様な方はイヌ好きであっても犬のことをまったく知らないのです。
イヌ好きで代々犬を沢山飼った経験がある、な〜んて方も沢山いらっしゃいますが。
犬のシステムやルールを理解している方は、本当に少なくて残念。
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