ベルヴェット・ニュース 

老齢犬で立てなくなってきた。。。

本日のご紹介は、老齢犬で年齢15歳のポメちゃんで、

この頃は自分で立てなくなってきたとのこと。

 

さてこのポメちゃんは、赤ちゃんのころよりご来院頂いており

この秋に行われた世田谷動物フェスティバルでも高齢犬表彰されたポメちゃんです。

まず初めの写真は、ご相談を受けた初診時の写真

自力で立つことができず、前肢右脇には皮膚炎ができています。

すっかりお散歩にも行けず大人しくなってしまっているとのことです。

腹筋と背筋のバランスが崩れているため背中が丸まり、

後肢が頭側へ引っぱられてしまい、前肢と後肢の間隔が短くなってしまっています。

これでは、歩行のみならず立っていることさえ困難ですね。

 

今回の診断は、脊椎の捻転変位(俗にいう「ズレ」)と高齢による筋力低下です。

ちなみに脊椎の異常は、頸椎、胸椎、仙椎。中でも最もポイントだったのが頸椎。

さてこれを、ユックリ調整して正しい脊椎の位置に戻していきます。

治療間隔は1〜2週間ごとに通院して頂き、筋力アップはそれからになります。

ジャーン! これは治療開始して2ヶ月後の写真

前後肢の間隔が広がり、背線(背中のライン)も丸みが弱まりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

飼い主さんのお話では、すっかり自力歩行が可能になり、

もとの様に家の中を動き回り出したそうで、

この子をとくに可愛がっていたお婆ちゃんが、たいそう喜ばれているそうです。

今ではお散歩にも行けるようになって、ご機嫌お爺ちゃん犬復活!

 

犬たちも寿命が延びてきていて、人間同様の病気が増えてきました。

こんな子たちにも、犬の整体治療は効果があるようでーす。

 

<すー。 d(⌒ー⌒) グッ!!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
Bellvet Animal Hospital
http://www.bellvet.jp/
住所:〒158-0098 東京都世田谷区上用賀3-14-21
TEL:03-3708-1990
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

カテゴリ:
2016年11月24日
  • ワンちゃんの症状から病気を探す
  • 犬種別傾向とアドバイス
  • 当院のメニュー

ベルヴェット動物病院にご相談ください

通常の診療・検査はもちろんセカンドオピニオン、サードオピニオンとしてのご相談もお受けしています。

tel. 03-3708-1990 アクセス

  • 10:00~13:00/16:00~19:00
  • 火・金曜日
  • 〒158-0098 東京都世田谷区上用賀3-14-21
  • 駐車場4台隣接

このページのトップへ